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2007-06-03

『大日本人』

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面白かった。うん。おも……し……ろかっ……たかなあ。

なんか色々話題になってるので見てきました。結構ミーハーだなあと思いつつ。うーん嫌いじゃないというか、なんというか。タイトルどおりなんですよ、結局。描かれてるのは「大日本人」であって、それは「大・日本人」でもあるというか。監督さんがこれを伝えたいんじゃないかなあというのは受け止められたと勝手に思ってます

基本的な展開として、怪獣と戦うために巨大化する能力を持つ「大日本人」であるところの主人公大佐藤さんを取材するドキュメンタリーぽい体裁で進んでいくわけですけど、そのインタビューで浮かんでくる大佐藤さんは物悲しくて憎めないおっさんで、そんなおっさんがまあなんだかんだいって日本を守ってるわけですよね。そんなおっさんが好きなものが作中で明らかにされるんですけど、その辺りが一番気に入ったとこなのでここには書きません。

この監督さんはとても有名な芸人さんですけど、その監督さんが映画というフォーマットを使って作品を作ることになって、その結果できあがった作品がこれというのは、個人的に凄く納得がいくんですよ。映画というフォーマットっていうのはつまり、見たい人だけが、見れる場所に行って、金払って、同じく見たいと思って来てる他人と同じ部屋で、照明落として、大画面で、2時間ほど1か所に座って、見るという形式のことですけど、この作品はそれ以外のフォーマットで見るのが想像できない。テレビとか、演劇とか、DVDとかじゃなあ、という気持ちがあります。大画面じゃないとダメだし、CGじゃないとダメだし、途中でCM入ると冷めるし。でもそれでいて今まで見てきた映画とは印象が違うんですよね。

例えるなら、ゲーム機であるニンテンドーDSに、便利系のソフトが出てることへの違和感と似てるかもしれません。でも考えてみるとそういうソフトDSだからこそ効果を発揮するわけで。今まで映画というハードウェアに対応してたソフトたちとは違うけど、やっぱりそのハードじゃないと成立しない作品。そういう印象ですね。

だから、板尾さんとかが出てきたシーンでは一気にテレビコント風になってしまって、すげえ笑ったのだけど残念だった。スタッフロールで流れる映像テレビコント風なんだけどそれはオマケとして扱いたい。ジャッキー・チェン映画メイキングと同じ扱いでよろしくお願いします。

もし、次回作があるなら、多分見ると思います。

余談。怪獣デザインが、『覚悟のススメ』の戦術鬼に通じる部分をちょっと感じて、個人的なニヤニヤポイントでした。

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